アルティス火山が未曾有の惨事を生んだのち、カラドギルグはひとつの決断をします。それは稀代の魔法使いフランセシーニ=エイシスガルドの散開された魔力を開放するため、ダストに赴くというものです。ファーランドを襲う多くの脅威に立ち向かうため、針の穴を通すような挑戦をしなくてはならないわけです。
そして、ダストに赴くための精鋭部隊ギガンテスが組織されます。
そんななか、孤児院となっている礼拝堂で、ベヒシュタインの話を聞くことができます。闇の幻想による襲撃で一夜のうちに滅んだグランド公国の騎士団長。
失われてしまったものを乗り越えるため、ギガンテスのリーダーになるベヒシュタインのその心は――。