さて、レイゼリア山脈を目指しているアストリア一行が立ち寄った街にて。
ジルジャンがクルル育成場で暇を潰しているとき、彼のデートの誘いを断り逃げるように走り去ったアストリアは、街の高台で佇んでいます。彼女は敬愛する兄ゼマティスの不祥事など、もろもろの事情で悩んでいます。
独りになってはいけない人ほど、独りになりたがる傾向があるものです。困ったものですね。
それを見かけた(見かねた?)チックがすかさずやってきます。彼女もまた夢冒険の途中にいる悩める人なのすが、彼女のほうがポジティヴなので、いかにも彼女らしいやりかたでアストリアに元気を取り戻させようとします。
人生に悩みは尽きません。女の子同士でしかわかりあえないことも、きっとあるのでしょう。
良い友達に出逢えることは人生の宝物だと、よく言ったものです。