カラドギルグが決戦のアルティス火山へと向かうとき、デ=ナジャの一族もまた同じように動いています。
光あるところに影あり、そういうことです。
ところで、カラドギルグに配属されている精鋭ブラックセブン。
ここまで一人一人にスポットが当たることがあまりありませんでしたが、キャプテン=ブラックウェルが偶然迷子に遭遇し、束の間、ふだんの不敵な面構えにはないエピソードを垣間見ることができます。キャプテン=ブラックウェルがキャプテン=ブラックウェルになった経緯といえばそんなところです。
どんなときも自分が正しいかどうかは容易にはわかりません。ですが、自分は正しいのだと信じることは容易ではないけれど、不可能ではありません。
信じる心――失くさないよう守りつづけてください。